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動作確認

ワークスペース作成

以下のように任意のパスにworkspaceフォルダを作成しましょう

install

VSCode起動

danger

Jdkのパスが読み込まれず、後の手順で詰まる可能性があるためVSCodeを一度再起動して下さい

左上メニューの File > Open Folder をクリックし、
先程作成した workspace フォルダを選択して下さい

install

以下の画面が表示された場合は Yes, I trust the authors をクリックします

install

左上にフォルダが表示されます(プロジェクトエクスプローラ)
フォルダ名右のファイルアイコンをクリックし、 Test.java というファイルを作成して下さい

install

以下の様に画面右側に先程作成した Test.java が表示されます

install

下の画像の通りに Test.javaの内容を編集し、上書き保存をしてください

class Test{
public static void main(String[] args){
System.out.println("Hello World!!");
}
}

install

上部メニューの Terminal > New Terminal をクリックし
下部にターミナル(powershell)を表示します

install

コンパイル

ターミナルに javac ./Test.java と入力し、エンターキーを押して下さい
何も表示されなければコンパイル成功です

install

tip

ターミナルについて

PCを操作する場合、多くの人はキーボードとマウスを使用するかと思います
しかしコンピュータが誕生してからしばらくの間、「マウスのカーソルを動かしてクリックする」という概念すらなく、
当時の人はキーボードだけでコンピュータを操作していた、という歴史があります
その時に使用していたのが 「ターミナル」 「コンソール」 「CLI」 等と呼ばれるコマンドを入力するためのインターフェースです
皆さんが使用しているWindowsPCも理論的には「コマンドプロンプト」や「powershell」
というアプリケーションを使用し、コマンドだけで操作することが可能です

上記の javac ./Test.java の説明は以下の通りです

コマンド引数
Javac./Test.java
  • コマンド
    意味的には「どうする」に当たります
    javac というのは「javaファイルをコンパイルする」という機能を持つコマンドです

  • 引数
    意味的には「何を」に当たります
    ./Test.java はファイル名を表しています
    ./ これは「同じ階層」のという意味を持ちます(カレントディレクトリとも言う)

左側の C:\ws2\sourus\eightbit-saurus> のような表示は、自分がいる現在のパス(場所)を表します
Windwosの場合は「エクスプローラ」の概念と同一です

実行

同じくターミナルに java Test と入力し、エンターキーを押して下さい
Hello World!! と表示されればプログラムは実行されています

install

tip

文字コードの違いによるコンパイルエラー

例えば以下の様に出力文字列部分を日本語のひらがなに変更してコンパイルする場合

class Test{
public static void main(String[] args){
System.out.println("こんにちは!!");
}
}

コンパイル時に以下のようなエラーが発生します
この文字は、エンコーディング~にマップできません

これはjavaファイルが UTF-8 という文字コードで保存されていることに起因します
VSCode右下の UTF-8 という表示がそれに当たります

対策1. コンパイル時にオプションを付与する

対策としては以下のようにコンパイル時にオプションをつけることで回避できます

javac -encoding UTF-8 ./Test.java

対策2. ファイルの文字コードを変更する

上記のエラーはファイルの文字コードとwindowsデフォルトの文字コードの違いによって発生します
windows標準文字コードは Shift-JIS です
ということは現状 UTF-8 で保存されているファイルを Shift-JIS として保存してあげれば同じ様にこのコンパイルエラーを回避することができます