Spring 課題3
環境構築
データベース作成
プロジェクトインポート
ログイン
このプロジェクトは書籍管理を目的としたシステムです 管理者はこのシステムにサインインし、各種機能を利用すると想定します
以下の認証情報でログインし、履歴一覧ページが表示されることを確認して下さい
ログインできない場合はDBが正常に作成されていない可能性があります
認証情報
| メールアドレス | eightbit@eightbit.co.jp |
|---|---|
| パスワード | eightbit |
ログイン後、mysqlで「java.lang.IllegalArgumentException: HOUR_OF_DAY: 0 ->1」というエラーが出る場合
上記の例外が発生した場合はDBを作り直して下さい
原因
過去に日本で導入されたサマータイムという制度が関係しています
詳しくはこちらを参照して下さい
課題概要
このシステムには以下3つの一覧画面が用意されており、
それぞれが詳細ページ及び更新用モーダルを持ちます
書籍、ユーザ一覧画面は新規登録画面が用意されています
-
履歴一覧画面
- 履歴詳細画面
- データ更新用モーダル
- 履歴詳細画面
-
書籍一覧画面
- 新規書籍登録画面
- 書籍詳細画面
- データ更新用モーダル
- 書籍貸出手続き画面
-
ユーザ一覧画面
- 新規ユーザ登録画面
- ユーザ詳細画面
- データ更新用モーダル
インポートしたプロジェクトのserviceパッケージ内のファイルを修正(機能を実装)することでシステムが正常に動作するようになります
修正対象ファイルは以下の3つです
- /books/src/main/java/com/eightbit/books/service/UserService.java
- /books/src/main/java/com/eightbit/books/service/BookService.java
- /books/src/main/java/com/eightbit/books/service/HistoryService.java
ポイント
例えば検索機能を実装する場合、
検索ボタンをクリックしたタイミングで
- どのコントローラのどのメソッドにリクエストが飛ぶか
- そのメソッドは引数として何をどのような型で受け取るか
- そのメソッド内 ではどのような処理が行われるか(serviceクラスのどのメソッドが呼ばれるか)
- サービスクラスのメソッドは引数として何をどのような型で受け取るか
- サービスクラスのメソッドは最終的な戻り値として何を返却すればいいのか
- DBから何のデータを問い合わせる必要があるのか
- DBに問い合わせる際、どのメソッドを使用するか
- 戻り値が必要ない場合は何をもって処理終了とするか
等を考える必要があります
ユーザ視点の画面の動き、修正対象メソッドの前後の処理の繋がりを意識しましょう
また、余裕があればModelオブジェクトの持つデータがThymeleafでどのようにパースされるかを確認しましょう
Step1. ユーザ関連機能
画面一覧
一覧ページ
詳細ページ
変更ページ(モーダル)
課題
以下の機能は必要なメソッドは存在しますが、処理が実装されていません
編集対象ファイルの該当メソッドに要件に合うように処理を追記して下さい
編集対象ファイル：/books/src/main/java/com/eightbit/books/service/UserService.java
特定ユーザ検索(名前)
編集対象メソッド ： searchUser
ユーザ名から該当ユーザを検索する機能
検索クエリから姓、名どちらも検索できるようにしましょう
使用イメージ
特定ユーザ検索(ID)
編集対象メソッド ： searchUserById
IDから該当ユーザを検索する機能
一覧ページのリンクから特定ユーザの詳細ページへ遷移する際に使用する
使用イメージ
ユーザ登録情報更新
編集対象メソッド ： updateUser
ユーザの登録情報を更新する機能
モーダルに入力した内容が登録後即時反映される
使用イメージ
新規ユーザ登録
編集対象メソッド ： userRegist
新規ユーザデータをDBに登録する機能
登録後はユーザ一覧画面で該当ユーザを検索し、登録されていることを確認して下さい
使用イメージ
ユーザ削除
編集対象メソッド ： deleteUserAndHistoryData
ユーザデータを削除する機能
特定のユーザを削除した場合、そのユーザに紐づくhistoryテーブルの履歴データも削除しましょう
削除後はユーザ一覧画面で該当ユーザを検索し、削除されていることを確認して下さい
使用イメージ
以上でユーザ関連機能の課題は終了です
Step2. 書籍関連機能
画面一覧
一覧ページ
詳細ページ
変更ページ(モーダル)
書籍貸出ページ
課題
以下の機能は必要なメソッドは存在しますが、処理 が実装されていません
編集対象ファイルの該当メソッドに要件に合うように処理を追記して下さい
編集対象ファイル：/books/src/main/java/com/eightbit/books/service/BookService.java
特定書籍検索(書籍名、著者名)
編集対象メソッド ： searchBook
書籍名から該当書籍を検索する機能
ラジオボタンによって検索対象を切り替えましょう(リポジトリのメソッドを使い分けましょう)
使用イメージ(書籍名検索)
使用イメージ(著者名検索)
特定書籍検索(ID)
編集対象メソッド ： findOne
IDから該当書籍を検索する機能
一覧ページのリンクから特定書籍の詳細ページへ遷移する際に使用する
使用イメージ
特定書籍検索(ジャンル)
編集対象メソッド ： searchBookGenre
ジャンルから該当書籍を検索する機能
一覧ページのリンクからジャンル名をクリックし、特定ジャンルに絞り込む際に使用する
使用イメージ
書籍在庫情報更新
編集対象メソッド ： updateBookStock
書籍の在庫情報を更新する機能
モーダルに入力した内容が登録後即時反映される
使用イメージ
新規書籍登録
編集対象メソッド ： bookRegist
新規書籍データをDBに登録する機能
登録後は書籍一覧画面で該当書籍を検索し、登録されていることを確認して下さい
使用イメージ
書籍削除
編集対象メソッド ： deleteBookAndHistoryData
書籍データを削除する機能
特定の書籍を削除した場合、その書籍に紐づくhistoryテーブルの履歴データも削除しましょう
削除後は書籍一覧画面で該当書籍を検索し、削除されていることを確認して下さい
使用イメージ
以上で書籍関連機能の課題は終了です
Step3. 履歴関連機能
画面一覧
一覧ページ
詳細ページ
変更ページ(モーダル)
書籍貸出ページ
課題
以下の機能は必要なメソッドは存在しますが、処理が実装されていません
編集対象ファイルの該当メソッドに要件に合うように処理を追記して下さい
編集対象ファイル：/books/src/main/java/com/eightbit/books/service/HistoryService.java
特定履歴検索(書籍名、ユーザ名)
編集対象メソッド ： searchHistory_book
書籍名及びユーザ名から該当履歴データを検索する機能
画面において入力されている項目、入力されていない項目を判定して処理を振り分けましょう
条件によってリポジトリに用意されているメソッドを使い分けることになります
使用イメージ(書籍名検索)
使用イメージ(ユーザ名検索)
特定履歴検索(ID)
編集対象メソッド ： findOne
IDから該当履歴データを検索する機能
一覧ページのリンクから特定履歴データの詳細ページへ遷移する際に使用する
使用イメージ
返却期限更新
編集対象メソッド ： updateDueDate
貸出書籍の返却期限をを更新する機能
モーダルに入力した内容が登録後即時反映される
使用イメージ
新規貸出履歴データ登録
編集対象メソッド ： checkoutBook
新規履歴データをDBに登録する機能(貸出処理)
登録後は履歴一覧画面で該当履歴データを検索し、登録されていることを確認して下さい
貸出手続ページは書籍詳細ページから遷移することになるので注意しましょう
また、貸出手続き処理後は貸出対象書籍の在庫数が「1」減っていることを確認しましょう
使用イメージ
書籍返却
編集対象メソッド ： returnBook
貸し出していた書籍の返却処理をする機能
返却処理後は履歴一覧画面で該当履歴を検索 し、以下を確認しましょう
- 返却日に返却時の日時が反映されていること、
- 返却状況が「T」になっていること
- 返却対象書籍の在庫数が「1」増えていること
使用イメージ
履歴データ削除
編集対象メソッド ： deleteHistory
履歴データを削除する機能
削除後は履歴一覧画面で該当履歴を検索し、削除されていることを確認して下さい
また、返却状況が「F」のデータを削除した場合、削除対象データに紐づく書籍の在庫数が「1」増えていることを確認しましょう
使用イメージ
以上で履歴関連機能の課題は終了です